ジアミンアレルギーとは?

〇ヘアカラーによるかぶれについて

ヘアカラーで肌がかぶれるのには、

一次刺激性接触皮膚炎と、

アレルギー性接触皮膚炎があります。

一次刺激性接触皮膚炎とは、

カラー剤に使われる過酸化水素やアルカリ等が

刺激物となり、かぶれの原因となります。

もともと皮膚が敏感な方がヘアカラー中に、

染毛後に薬剤塗布部分に

かゆみや痛みを伴って生じる皮膚炎です。

一方、アレルギー性接触皮膚炎は

薬剤に含まれる

『ジアミン』が原因で起こります。

染毛してから

6時間~半日後くらいからかゆみ等を感じ

24時間後以降に

最も症状がひどくなるのが一般的です。

 

〇そもそも『ジアミン』とは?

 

一般的なヘアカラー等の染料に含まれる、

PPDA(パラフェニレンジアミン)等の成分の事。

このジアミンを使用する事でヘアカラーは

色味を表現したり定着させる事ができる。

しかしこの成分に対して

アレルギー症状が出てしまうことがある。

 

〇ジアミンアレルギーとは?

 

ヘアカラーの染料に含まれる

PPDA(パラフェニレンジアミン)等に対して

アレルギー症状が出てしまう事。

これまでに問題なく

何度もヘアカラーしていた方でも、

ある日突然に

アレルギー症状が出る事もあります。

これはPPDA(パラフェニレンジアミン)が

ヘアカラーをするたびに体に蓄積され、

一定の量を超えると体が

アレルギーとして反応してしまうからです。

そして一度症状が出た方が

再度ヘアカラーをした時には

更にひどい症状が出る事があり、

一生続くと言われています。

 

〇ジアミンアレルギーの症状について

軽度の症状ですとかゆみ、赤みなどですが、

症状がひどくなると顔全体が腫れたり

薬剤の接触してないところまで皮膚炎が拡大、

さらにアナフィラキシーショックや

呼吸困難なども起こる事もあります。

このように大変危険な症状も

おこしてしまう事もあるので、

過去にヘアカラーでかぶれたことのある方は

今後はPPDA(パラフェニレンジアミン)を

使用していない薬剤をお勧めします。

当店では

PPDA(パラフェニレンジアミン)を

使用していないカラー剤を

多数ご用意しております。

それぞれに特性があり

場合によっては

ご希望に添えないこともあります。

初めてカラーされる方

アレルギーの心配のある方は

必ずパッチテストをして頂いております。

また必ずしも

アレルギー症状が出ないという

保証をするカラーではありませんので

詳しくは当店までお尋ね下さい。

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